赤ちゃん猫のトイレ・トレーニング方法と、失敗しないトイレのノウハウ

子猫 | 西村 裕広
出典: shutterstock

新たに猫を迎える人にとって不安なことのひとつに「この子はちゃんとトイレを使ってくれるか?」ということではないでしょうか?特に子猫を迎えるときは心配です。もしかす
るとその子は、自分でトイレを使った経験がないかもしれません。今回は子猫のトイレ・トレーニングについて説明します。

猫はトイレトレーニングがやりやすい動物です

猫は基本的にトイレさえ用意しておけば、特にしつけをしなくても自分からそのトイレを使うケースが多い動物です。かといって、その習性は100%すべての猫に当てはまるとはいえません。また「うちの子は、トイレだけは安心」と思って油断していると、思わぬ場所に排泄されてしまい泣きを見た…という飼い主さんもいるのではないでしょうか。

そうした「悲劇」をなくすための対策はどのようにすればいいのでしょうか。

まずは猫の購入先などに確認する

まずは赤ちゃんや子猫を迎え入れた場合を想定してご説明します。あなたの元に新たにやってきた子猫。ペットショップやブリーダーさんから購入したという人もいれば、誰かからもらい受けたと、いろいろなケースがあるでしょう。もし、本当に生まれたてで自分からトイレに行って排泄したことがない子だったら、トイレ・トレーニングをしなければありません。捨てられていた子猫を拾ってきた場合なども同じです。

まず、自分の元に来る前に、トイレを使っていたかどうかを確認してください。ショップなどから購入された場合はショップに、知人からもらったのであれば知人に聞くと、すぐにわかります。

親猫が舐めるように濡れたタオルで刺激する

ではトレーニングはどのようにすればいいのか。実はさほど難しくありません。テレビなどで、ネコ科の動物が生まれて間もない子どもの排泄を手伝うシーンを見たことがあるでしょうか。親は子のお尻を舐めることによって排泄をうながすのです。そのシチュエーションを再現すればいいのです。

トイレに連れていき、人肌ぐらいのぬるま湯で湿らせたタオルで、撫でるようにお尻を刺激してあげてください。そうすると子猫の排泄を導いてあげることができます。

それを何度か繰り返すうち、子猫は自分からトイレで排泄するようになっていきます。もちろんこのトイレ・トレーニングは、必ず用意したトイレで行ってください。

子猫のうちは身体が小さいので、段差を乗り越えやすいトイレを用意してあげてください。段ボールに砂とシートを敷いてトイレ代わりにしたものを使用してもOK。あるいは子猫用のトイレが販売されています。あまり粒の大きい砂を敷くと、体重が軽い子猫は安定を取るのが難しくなります。小さいうちは小粒の砂を用意したほうがいいでしょう。

トイレ認知用スプレーもオススメです

すでに自分でトイレを使っていた猫が来た場合は、あなたが用意したトイレを、しっかりトイレであると認識させる工夫が必要です。猫があなたの元に来る前に使っていたトイレがどのようなタイプなのか確認できる場合は、同じものを用意するのがいいでしょう。

もし可能なら、購入したショップや相手の元に、あなたの元に来た猫が使った砂が残っていたら、それをもらってきて用意したトイレに少しだけ入れてください。ほとんどの猫はその匂いでトイレであることを認識するはずです。

ただ、使用済みの砂を長い期間残しているケースはなかなかないかもしれません。そんな時は、アンモニア臭などを配合したトイレ認知用のスプレーなどが代わりになります。ショップなどで購入できます。

「ここがトイレ!」と認識させればOK

新しい環境でも、猫が「ここはトイレ」と正しく認識したら、あとは黙っていてもそのトイレを使うようになります。
しかし、もしトイレをきちんと清潔に保っていなければ話は別。猫は汚いトイレを嫌うので、もし清潔に保たれていなければ、平気で別の場所にしてしまいます。仕事などで猫を一匹にさせる時間が長い人は特に注意してください。飼い主すら臭いだすまで気が付かない「第二のトイレ」を、猫が密かに作っていることだってあり得ます。

とはいえ、猫の場合トイレに関しては飼い主の苦労が少ないでしょう。トレーニングや管理をきちんとやっておけば、ごく一部の例外を除き、猫はきちんとトイレを使ってくれます。

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西村 裕広

アウトドア、歴史、福祉、と得意分野は多彩。幼少期から3頭の犬と暮らした経験があり、現在は猫と獣医師の妻と共に生活中。
猫・犬どちらについても博識。もともと「犬派」を自覚していたが、猫を飼い始めてからは、あっけなく「猫派」に変貌。「犬も猫も可愛いすぎ」と、しみじみと実感している。

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