それだけは絶対避けたい 愛猫を迷子にさせないための注意事項

| 西村 裕広
出典: shutterstock

ペットが飼い主と離れ離れになってしまう、それは決して大げさでなく、ペットにとって最大級の危機です。可愛がっている猫を決して迷子にさせないようにするためには、普段から生活環境に注意を払うことが欠かせません。どの様な点に気を付けるべきなのでしょうか。

猫が迷子になる原因は、飼い主のうっかりがほとんどです

猫は室内で飼われているケースが圧倒的に多いと思います。家から出ないようにしている飼い主さんもいれば、猫の生活環境のすべて猫が自由に外に行き来できるようにされている飼い主さんもいるでしょう。いずれにしても猫の生活の中心は飼い主さんの家ということになります。
猫を迷子にさせないためには、なんらかの理由で生活の場である家から離れてしまうこと防ぐ、ということに尽きます。「たったそれだけのこと?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ついうっかり注意を怠ったために猫が迷子になってしまった、というケースがほとんどです。

猫が外に出られる隙間をなくしましょう

では日常的に、どのような点に注意を払えばいいのでしょうか。まずは猫が外に出られるような隙間を作らないことです。家中の開口部すべてを、しっかりチェックしてください。
猫はほんのわずかな隙間からでも外に出てしまいます。また高い場所にも自在に移動できるので、人の手が届かないような窓や開口部にも十分注意が必要です。こちらが想像も付かないような方法でそのような高所の窓にアプローチして脱走してしまうこともあります。

網戸をロックするグッズを使うなどの対策を取りましょう

ただ生活のなかで窓を開け閉めしないわけにはいきません。換気のために開けておくことも必要でしょう。その場合は、例えば網戸を決して開かないように設置するなどの工夫が必要です。猫によっては網を破ってしまうこともあるので、その対策も必要です。猫が出てしまうそうな箇所は、すべて厳重にガードしてください。そのためのグッズはたくさん販売されています。
引戸を開けて外に出てしまう猫もいます。普段からロックを決して忘れないでください。引戸を開けたままの状態で固定できるロックなども販売されています。網戸などと併用して使えば、猫の脱走を防ぎつつ一定時間引戸を開けたまま換気などができるので、ぜひ活用してみてください。

意外と多い玄関からの脱走

玄関ドアも要注意。飼い主さんが出入りする際や来客時に、外に出てしまわないよう注意が必要です。猫によっては飼い主さんからひと目で確認できないような場所で過ごしていることもあるはずです。玄関ドアが開いた瞬間、そこからダッシュしてきて外に飛び出す、などということも想定しなければいけません。
また、いきなり来客が玄関ドアを開けてしまうことも防がなくてはなりません。猫はパニックになって走り出すこともあるので、突然ドアを開けられるのは最悪のシチュエーションです。普段から施錠しておくことが最も有効な対策でしょう。

ベランダには出さない方が脱走のリスクは減らせます

ベランダには出さないのが無難です。ただ屋外に近い空気感を好んで、ベランダに出たがる猫もいるでしょう。
対策としては、格子の隙間をすべてガードするのはもちろん、頭上も鳩よけネットなどを張り巡らせ、とにかく猫が出れないよう万全の準備をすることに尽きます。
「うちの子は怖がってフェンスの上には登らない」などと安心してベランダに出していたところ、突然その怖いはずのフェンスを乗り越えて落下してしまった……という事故も数多く発生しています。最初は怖くても慣れるうちに自信を持ち、うっかりフェンスを乗り越えてしまうということが考えられます。

迷子になったときに備えてマイクロチップを入れておくのがおすすめ

外に出入りできるように飼われている方もいますが、外に出ると猫に脅威となる危険はたくさんあります。交通事故、他の猫や動物とのケンカ、それによるケガや感染症。外に出ている間は、飼い主さんがそれらの脅威から守ることができません。
万が一迷子になったときに備えて、マイクロチップを入れておくことがオススメです。マイクロチップについては賛否もありますし、機能的にも万全とはいえません。しかし迷子になった猫を発見できる確率は、もちろん何も入れないより高くなります。
同サイトの「災害シミュレーション」にも、もしペットとはぐれた場合の対策を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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西村 裕広

アウトドア、歴史、福祉、と得意分野は多彩。幼少期から3頭の犬と暮らした経験があり、現在は猫と獣医師の妻と共に生活中。
猫・犬どちらについても博識。もともと「犬派」を自覚していたが、猫を飼い始めてからは、あっけなく「猫派」に変貌。「犬も猫も可愛いすぎ」と、しみじみと実感している。

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